国民生活センターの見解

国民生活センター報告についての当社の見解

家庭用のオゾン発生器は買わない方が良い、との国民生活センターの報告書が出されましたが、要約すると、室内環境基準や労働環境における許容濃度の0.1ppmを超えると危険であり、商品によっては、0.1ppmを超えてしまうものもある、というものです。オゾンの安全性については、当社のホームページでもアナウンスしておりますが、濃度管理を厳密に行う必要がある業務用の高濃度のオゾンの場合と違い、 当社が販売しております一般のご家庭で使用する低濃度のオゾン発生器の場合は、推奨の広さでご使用する限りは、商品の能力的に絶対に危険濃度(0.1ppm)を超えることはございません。今回の国民生活センターの商品テストは、元々家庭用で使用するには不相応 である300mgの能力を持った商品と1mgの商品を同じ土俵で評価をしており、その結果として、すべてのオゾン発生器が危険、というように伝わっております。しかしながら、国民生活センターの消費者へのアドバイスは、「使用方法によっては危険なオゾン濃度になるものがあり、また、オゾン発生量等の表示を見ても専門知識のない消費者が安全に使用することは難しいと考えられた」との報告ですので、商品として危険濃度にならず、不当表示をしていない、という商品であれば、問題はございません。当社は、この基準に合ったメーカー、商品を選んでおり、また、 ネット通販の専門業者と違い、事前のコンサルタントを行ったり、無料お試しで実際に体感していただき、皆様に納得して からご購入できるようなサービスもしておりますので、どうぞ、ご安心下さい。

新型インフルエンザの大流行が危惧されている中、一定条件のもとでは感染拡大を防ぐツールとしても効果があるオゾンが、一部の商品のために、皆様 に誤解を与えてしまったことは、とても残念です。繰り返しますが、脱臭、消臭が主な目的である、家庭用のオゾン発生器は、適切な広さ、空間でご使用いただければ、危険濃度にはなりえませんので、ご安心下さい。

 

*喘息等の疾患をお持ちの方は、必ず主治医とご相談の上、ご使用の可否をご判断下さい。

国民生活センター発表内容につきまして、皆様の不安な点にお答えします!

国民生活センターはオゾンを有害と言っているのか?

いいえ違います。使い方によっては、室内環境基準の許容濃度である0.1ppmを超える家庭用の商品もある、と言っており、すべてのオゾンが危険であるとは報告書に記載されておりません。この報告書では、濃度管理をして0.1ppm以上で使用する業務用のオゾン発生器や、家電製品に組み込まれている微量のオゾンの場合は、使用上の指摘はございません。問題なのは、一般家庭で使用をしていて、気付かないうち許容濃度を超える商品がある、ということですので、微量のオゾン濃度が保てる状態であれば、オゾンは有害とは言っておりません。

なぜ、国民生活センターは、今回の報告書を出したのか?

今回の報告は、悪質なメーカーや、オゾンの危険性を説明せずに売りっ放しのネット通販業者に対しての警告のために出されたものと理解をしております。従来オゾンは、殺菌、脱臭、鮮度保持などの業務用として使用されており、優れた効果を発揮しておりましたが、一般のご家庭においても環境意識の向上から、オゾンのニーズが高まり、ネット通販の手軽さとともに、家庭用と銘打ったオゾン発生器が通販商品として広がっていきました。しかしながら、そのために、オゾンの安全性を正しく説明することがなく、また、過大な効能をうたった商品が氾濫してしまい、オゾン商品に対しての不信感が出てきたと考えられます。その結果として、真面目にオゾンを製造、販売している会社が被害を受けることになったと思っております。ただし、確かに、ほとんどのメーカーで表示があいまいであったことも事実ですので、これを機会に、安全、かつ快適な家庭用オゾン発生器を各メーカーが生産してくれることを望んでます。

今回のテスト商品の中に、当社が販売している商品はあるか?

はい、ございます。実は、オーニット製造の「ピコレッツ」という商品が、今回の国民生活センターのテスト商品に含まれてます。調査対象になった理由は、商品選びはランダムであり、楽天市場、ヤフーショッピングでの取扱が多い、ということであり、今までセンターに来た苦情商品とは関係ない、とのことです。


ピコレッツでも長時間使用すると濃度が高くなる、とあるが・・・?

このデータは明らかにおかしく、広さ、及びピコレッツのオゾン発生量(1mg)から、理論的にこの濃度になることはありえません。オゾンは自己分解をして空気に戻っていきますので、右肩上がりでオゾン濃度が上がることはありません。この点については、メーカーのオーニットが、同じ条件で実験を やり、9月3日に、正式な文書と実験データを添えて、異議 の申し立ててをしております。

ピコレッツのデータが誤りであることは、メーカーのホームページに掲載されています!

ピコレッツがこのような濃度になることは絶対ない、と言えるのか?

部屋の容積、ピコレッツのオゾン発生量から、1時間後のオゾン濃度を計算すると、ピコレッツの4倍近いオゾンを発生させなければ、国民生活センターが示す値にはなりません。 さらに、オーニットが、8月29日~31日にかけて同等の条件で、ピコレッツを使用した場合の室内オゾン濃度を測定しましたが、国民生活センターより狭い8畳の部屋で、オゾン濃度は平均で0.01ppmでした。結果の違いは、国民生活センターの測定方法か数値に誤りがあったことが原因と推定されるため、現在オーニットでは、裏付けのための検証を行 い、国民生活センターへ異議の申し立てをしております。販売する立場としても、もし、実際にピコレッツに0.1ppmが出る能力があれば、 この価格で脱臭でなく殺菌装置として売ることができますが、今まで売れたことはありません

吹き出し口から10㎝で0.6ppmになったとあるが・・・

ピコレッツは自然拡散でオゾンを発生する機構であるため、吹き出し口付近に濃度の高い場所ができることはありますが、国民生活センターと同じ条件でピコレッツのオゾン排出口から10cm離れた場所でオゾン濃度を10時間以上測定しても、オゾン濃度は最高でも0.04ppm以下でした。この点についても、国民生活センターの報告は 誤りであると推定され、、異議を申し立てをしております。

オゾンの濃度(ppm)の算出方法を知りたい

今回の報告書では、0.1ppm、という数値が出ており、この数値以下の場合は、オゾンが危険であるとは言っておりません。それでは、オゾン濃度を出す計算式をご説明しますので、既にご購入の方、およびご購入を検討の方は、参考にして下さい。

オゾン濃度(ppm)=オゾン発生量(mg)÷容積÷2.14

 

(例) 爽やかイオンプラス(4mg)を10畳(16.7㎡)

 

高さ2.7mで使用の場合

4÷(16.7×2.7)÷2.14=0.04ppm

さらに、実際は、室内換気、反応物(臭気、雑菌)、自己分解などで、この数値の2分の1~5分の1にな りますので、さらに低濃度となります。

もし0.1ppm以上になると、健康を害すのか

0.1ppm以上で影響があるとされていますが、これは、喉に違和感があるといった不快感だけで、それ以上の影響はありません。仮に0.1ppmになることがあったとしても、健常者であれば、0.1ppmを8時間吸引しても健康を害することはありません。

ペットの消臭に使っているのですが、大丈夫ですか

人体に影響がないオゾン濃度であれば、ペットへの危害は、まったくございません。元来、ペットの消臭でご使用いただくオゾン濃度は、0.03ppm以 下の極めて微量な濃度ですので、万一、オゾン発生器の下にペットがいても、問題はございません。(動物が住んでいる森林は、街中よりはオゾン濃度が高いため、我々人間は森林浴 をするわけですが、動物たちがオゾンが原因で生存が脅かされている、ということは聞いたことがありません) 但し、小鳥などの小動物については、オゾン発生器の吹出口の前に鳥カゴを置かないようにすることが望ましいです。

現在使用中のオゾン発生器の濃度が安全かどうかを確認したいが・・

オゾンは 、人体に影響があるとされる濃度の0.1ppmよりはるかに低い、0.02ppmでもかすかに臭いを感じます。0.03ppmを超えると、ほとんどの人が 、鼻で感知をして、濃度が上がるにつれて不快感を感じます。したがって、オゾン発生器を使用をしていて、オゾンの生ぐさい臭いで、不快感を感じない限りは、0.1ppmよりはるかに低いオゾン濃度ですので、ご使用いただいてもまったく問題はございません。このように個人差はありますが、人間の鼻が感知センサーとなりますので、心配な方は、オゾン臭を感じた場合は、ボリュームを弱くするか一度切っていただき、悪臭を感じるようになれば、再度、オゾン発生器にスイッチを入れていただければ、ご心配は ございません。但し、鼻に疾患がある場合は、この限りでございませんので、ご注意下さい。

今使っているオゾン発生器の使用を止めたほうが良いのではないか

いえ、使用を続けていただいて、まったく問題はございません。オーニットは、家庭用のオゾン発生器についても10年以上、累計で5万台以上を販売しておりますが、これまで健康被害が発生したことは1件もございません。もし、今回の国民生活センターの報告のように、オーニット社の商品で室内のオゾン濃度が高濃度になるのであれば 、過去に1件や2件のレベルでなく、健康被害を訴えるお客様が続出しているはずです。商品の安全性に問題がないことは実績が証明しておりますし、正しい範囲でご使用いただければ、事故などありえないことを、メーカーとして保証をすると断言をしておりますので、ご安心ください 。(オゾン臭をかすかに感じる森林浴のオゾン濃度が有害である、と言った話は聞いたことがありません。

ピコレッツを生産しているオーニットはどんな会社か

オゾンメーカーは玉石混交であり、今回の報告のきっかけも、一般家庭に対し、高濃度の高価なオゾン発生器を販売している悪質な会社があったことが発端と思われます。そんなメーカーもある中で、オーニットは、平成4年よりオゾン事業の開始当初より、岡山県の資本が入っている岡山県工業技術センターとの共同研究で、岡山県と共同でオゾン発生体の特許を出願しており、1~1000mgまでのオゾン発生器については、 非常に優れた技術を持っておりますので、どうぞ、ご安心下さい。(自治体がバックの会社は、危険な商品は製造しないと判断してます。

当社の販売方針について

我々、オーリック株式会社 環境事業部は、販売業者として、今回の国民生活センターの報告については、真摯に受け止め、より正確に、オゾンについて皆様への情報を発信するとともに、厳しい目で、メーカー、商品を選別いたします。また、メーカーに対して、使用者が高濃度のオゾンを吸引しないような商品の開発要望、誇大広告、効能の是正、などを求め、安全で快適な商品の提供に努めて参ります。